亜硫酸ガスのような還元性の物質があると、オキシダントの酸化力が相殺されて少なく測定されます。
これを防止するためには、測定装置にはいる空気を酸化剤(三酸化クロムを使用する)の中を通して、亜硫酸ガスを還元性のない三酸化イオウにしておく必要があります。
・・・ところが。
この場合、一酸化チッ素の一部も酸化され、ニ酸化チッ素になり、ニ酸化チッ素の一部はオキシダントとして測定されるというややこしい問題が起こります。
正味のオキシダント濃度は、測定値からチッ素酸化物の影響の割合を差し引いたものです。
東京都では1971年まで、このことを考慮しながらも補正しない値(全オキシダント)をオキシダント濃度として公表していました。
しかし、最近は補正したオキシダント濃度を用いています。